春のお彼岸について

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春のお彼岸とは、春分の日を中日にして前後3日間を合わせた7日間のことです。

「彼岸」という言葉の本来の意味は、煩悩を脱した悟りの境地のことを指しますが、春分の日は「自然を讃え、生物を慈しむ」祝日でもあるので、ご先祖様や自然に感謝を捧げるようにしましょう。

お彼岸の法事でお客様を迎える場合、お盆と同じように「生きているものは食べない」という考え方もあります。

旬の野菜や大豆製品だけの食事をする地域もあるので、食事は野菜の天ぷら(精進揚げ)」など精進料理でももてなしましょう。

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秋のお彼岸との違いは?

お彼岸は春と秋に行われますが、春のお彼岸のことを「お彼岸」もしくは「春彼岸」と言い、秋のお彼岸は「のちの彼岸」や「秋彼岸」と呼んでいます。

また、お供えする「おはぎ(お萩)」や「ぼたもち(牡丹餅)」について、ぼたもちは「春のお彼岸のお供え」として、おはぎは「秋のお彼岸のお供え」として言い分けられます。

お彼岸にぼたもちを食べる理由は?

お彼岸のお供えに「おはぎ(お萩)」や「ぼたもち(牡丹餅)」を用意することは知られていますが、この習慣は、江戸時代、四十九日の忌明けにおはぎやぼたもちを食べる風習が定着したからなのです。

しかし、もともとはご先祖様へ尊敬の念を込めて捧げることで霊を慰め、自分自身の功徳を積むためのお供えの品であり、供える側が食べる物ではなかったようです。

ぼたもちに使われる「餅」は私たち日本人にとって、豊穣や子孫繁栄を象徴する食べ物です。

また、餅は長く伸びるので「長寿」を意味し、丸い形は家庭円満を表しています。

そして餅を包むあんこは小豆から作られますが、中国からの影響もあり、あんこの赤色には「魔よけの効果」があるとされています。

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